日本きょうだい福祉協会(本協会)は、第133回日本小児精神神経学会学術集会(2025年6月14日~15日、川崎市、エポックなかはら)でブース展示を行いました。このブースは学会の大会長、柴田光規先生(社会福祉法人 青い鳥 川崎西部地域医療センター 所長)からお声をかけていただき、学会の企画「こどもこころサロン(X(Twitter):@kodomosalon)」の中に設置させていただきました。本協会の共催団体(認定NPO法人ラ・ファミリエ、うぇるしぶ、きょうだい支援を広める会、北陸きょうだい会、リモートケアシステム、SODAの会、全国きょうだいの会、横浜きょうだい会、NPO法人しぶたね)の資料の展示や配布と、関連書籍(藤木和子さん「きょうだいの進路・結婚・親亡きあと: 50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます(中央法規出版))など)の展示をさせていただきました。
この学会は小児科医、精神科医、心理士、教員など多職種の会員からなる学会で、「地域、生活」へのまなざしに溢れた大会だったこともあり、多くの方がきょうだいさんに関心を持ってブースに立ち寄っていただくことができました。資料や「きょうだいの日飴」を持ち帰って下さる方だけでなく、長い時間きょうだいさんへの思いを語って下さる方がたくさんおられて、とても心強く思いました。
併設する「こどもこころサロン」では、「子どもの権利とアドボカシー」をテーマとしたポスター展示、啓発のチラシ、書籍コーナーがあり、「子どものけんり なんでやねん!すごろく」の大会も行われていました。「きょうだい」と「子どもの権利」をセットで考えることの大切さも学ばせていただきました。
さらに、二つスペシャルなことがありました。一つは、学会の懇親会の前に、たくさんの参加者にむけて、きょうだい福祉協会からきょうだいさんのことをお伝えする時間をいただけたこと、二つ目は6月14日に日本小児精神神経学会の紹介動画の撮影班が入っており、きょうだい支援に関わる私たちもインタビューを受けたことです! 大会長の柴田先生の愛が溢れていました。とっても貴重な機会をありがとうございました。
●ブース出展
2025年 6月14日(土)9:30~20:00
6月15日(日)9:00~17:00