ご報告が遅くなりましたが、2025年8月30日(土)に第34回日本外来小児科学会年次集会(@香川県)にてワークショップ「小児科外来におけるきょうだい関係の諸問題への対応」を開催しました。
当日は医師、看護師、薬剤師、医療事務、学生さんまで多職種にわたり22名の方が参加してくださいました。事前講義のあと、スモールグループにわかれて各施設でのきょうだい関係の問題の共有や、対処方法のアイデアなどを出し合いました。
総合討論では、きょうだいを個として捉え、人権に配慮する意見が多く、この3年間でも社会の意識の変化を感じることができました。
本ワークショップは第32回、第33回年次集会に引き続き3回目の開催で、いままでのべ70名以上の方にご参加いただきました。事前アンケート結果では「きょうだい児」という言葉の認知度は第32回 48.1%→第33回 57.1%→今回 78.9%と着実に上昇しておりうれしく思います。きょうだいは診療の主役になりにくいため配慮が後回しとなりやすく、小児科外来においても日々の診療の中に小さな工夫を積み重ねることが大切だと思いました。
ワークショップ開催のご報告
2025.10.26
イベント
