Siblings Australia は、1999 年にアデレードの Women’s & Children’s Hospital の心理医学科の Kate Strohm さんによって設立され、2003 年に独立した団体になりました。Kateさんがアメリカ滞在中にアメリカのきょうだい支援と出会ったことがきっかけです。
行っている事業は以下のとおりです。
・SibWorks
障害のある兄弟姉妹を持つ 8 歳から 12 歳の子どものためのピアサポートプログラムです。Kate Strohmさん が心理学者の Monique Nesa さんと協力して作成したこのプログラムは、心の健康とレジリエンスを高め、同じ経験をしている他の子どもとつながることで、きょうだいをサポートするように設計されています。
15 年間、SibWorksは主にシブリング・オーストラリアと選ばれた少数の専門家によって運営されてきましたが、2022年に大幅な見直しと更新が行われました。そして、正式なファシリテーター・トレーニングが開始されました。
・SibAware
(専門家向け)
きょうだい達が自分たちの特有の状況を理解してくれる組織を見つけ、つながりやすくするために作られた全国規模の認定プログラムです。また、この制度により、組織は、認知されていないあらゆる年齢のきょうだいへの支援に対する認識を高め、支援を提供することができます。
・SibWise
(親、きょうだいに関わる支援者向け)
SibWiseのオンライン学習プログラムは、きょうだいのニーズや課題をよりよく理解し、対応することを支援します。
このコースでは、兄弟姉妹をより良くサポートするために必要なツールを提供します。
様々なシナリオ、ビデオコンテンツ、多くのヒントやツールを通して、保護者や専門家は
きょうだい児によくある課題、メンタルヘルスのニーズに応える行動、今すぐできる小さな行動などを学ぶことができます。
コースを通して、親と専門家の両方の視点を見ることができます。各グループの戦略案を見ることは、親と専門家が一緒に働くことをサポートするために有益だと考えています。
・one-on-one support
(親または大人のきょうだい向け)
経験豊富な シブリング・オーストラリアのスタッフが、個々の状況に合わせて相談支援を行います。
そのほかにも、年間を通して様々なトピックを取り上げてウェビナーを開催しています。
詳細については、シブリング・オーストラリアのサイトをご覧ください。