ワークショップ開催のご報告

2023.09.30

イベント

2023年9月9日(土)に協会初の外部事業の1つとして、第32回日本外来小児科学会年次集会にてワークショップ「小児科外来でのきょうだい関係における諸問題への対応」を開催させていただきました。前半は協会メンバーから事前講義をさせていただき、後半はグループワークを行いました。
事前講義では、「医師のきょうだい児としての自分自身の経験談」「きょうだい支援活動の現場からのお話(しぶたね)」「きょうだい支援・家族支援の研究のお話」「クリニックでのきょうだい支援事例」「日本きょうだい福祉協会について」お話しさせていただきました。
グループワークでは「診療の中でのきょうだい支援の経験」をテーマにみなさまの経験を各々語っていただき、今後の外来診療でどうきょうだい支援につなげていけるかを考えていただきました。困った経験、悩んだ経験などが話題に出ると、自院での工夫をお話しいただける方がいたり、一緒に考えてみたり、あたたかいやさしい空気でセッションが進みました。
北海道から九州地方まで、30名の方に参加していただきました。職種も医師の方から、看護師・看護助手さん、医療事務さん、保育士さん、臨床心理師さんと多種多様でとても多くのクリニックや外来スタッフの方々がきょうだいを気にかけて下さっていることがとてもありがたく、こころ強いなと感じました。私たちも多くの学びを得ることができ、感謝申し上げます。
次年度以降も是非継続開催させていただこうと思います。