きょうだいの経験談

いろいろな事情のきょうだい

  • 親が精神的にも混乱していて他のきょうだいに目を向ける余裕がなく、自分はいてもいなくてもいい存在だと感じた。

  • メディアやSNSで家族までもが誹謗中傷を受け、引っ越しを余儀なくされ、自分も進学や就職をあきらめた。

  • 「宗教は嫌だ」と兄に言っても、宗教団体関係者が自分への勧誘に訪ねてくる。わかってくれなくて困る。

  • 両親はひきこもりのお姉ちゃんの面倒を見ると言ってるけれど、きっといつか私が面倒みなきゃいけなくなるんだろうな・・・。

  • 友達から「お姉さん性別変わった?」と聞かれて恥ずかしくてしんどい時があった。でも家族であることに変わりはない。

被害者、加害者、宗教、引きこもり、LGBTQといった当事者がいると共に、いろいろな事情のきょうだいが存在します。国際社会では、ダイバーシティ(多様性)が認知されていますが、日本では未だ浸透していない現状です。社会的理解が乏しいことできょうだいもまた、生きづらさを抱えてしまうことに誰もが気付くことが大切です。