きょうだいの経験談

障がいや病気のある人のきょうだい

  • いつも、きこえない兄と他の人の会話を自分が通訳する雰囲気に。通訳しないと兄を仲間外れにしているようで…。

  • きこえない妹への悪口が自分には聞こえてる。傷つけたくなくて伝えてない。誰にも言えず、胸にしまいこんでる。

  • 音楽が大好きで、本当は演奏者になりたかった。でも音楽を一生聴けない妹のことを考えてしまい、それを選べなかった。

聴覚障がい(ろう・難聴)では、きょうだい(SODA:ソーダ)が通訳の役割を求められがちですが、筆談や、音声の文字変換アプリなどの手段もあります。悩みを相談できる、信頼できる大人のフォローが大切です。何でも聴覚の差に結び付けて話すことは、双方によくありません。「きょうだいは対等、一人の人間として見てほしい」と願っています。