きょうだいの経験談

障がいや病気のある人のきょうだい

  • お兄ちゃんはてんかん発作で、手足がぐいぐい動いたり、大声を出したりする。死んでしまうのではないかといつも怖い。

  • 妹は歩けないから外で一緒に遊べない。おしゃべりもできない。だから、わたしはさみしくなることがある。

  • 実家で暮らす弟を80代の両親がまだ介助している。今すぐ入所させたいのに順番が回ってこない。将来が不安。

重い知的障がいと身体障がいを併せもつ重症心身障がいの場合、日常的に介助が必要です。きょうだいは常にあとまわしにされるさびしさを抱えることがあります。また、きょうだい自身が介助の担い手となっている場合もあります。家族での介助が限界になったときには福祉サービスを利用できることが理想ですが、現実は必ずしもそうなっていません。