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2025.10.26

ワークショップ開催のご報告

ご報告が遅くなりましたが、2025年8月30日(土)に第34回日本外来小児科学会年次集会(@香川県)にてワークショップ「小児科外来におけるきょうだい関係の諸問題への対応」を開催しました。当日は医師、看護師、薬剤師、医療事務、学生さんまで多職種にわたり22名の方が参加してくださいました。事前講義のあと、スモールグループにわかれて各施設でのきょうだい関係の問題の共有や、対処方法のアイデアなどを出し合いました。総合討論では、きょうだいを個として捉え、人権に配慮する意見が多く、この3年間でも社会の意識の変化を感じることができました。本ワークショップは第32回、第33回年次集会に引き続き3回目の開催で、いままでのべ70名以上の方にご参加いただきました。事前アンケート結果では「きょうだい児」という言葉の認知度は第32回 48.1%→第33回 57.1%→今回 78.9%と着実に上昇しておりうれしく思います。きょうだいは診療の主役になりにくいため配慮が後回しとなりやすく、小児科外来においても日々の診療の中に小さな工夫を積み重ねることが大切だと思いました。

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2025.10.26

第1回日本小児在宅医学会学術集会ブース展示参加のご報告

令和7年9月13日~14日に、東京ビッグサイトにて「第1回日本小児在宅医学会学術集会」が開催され、当事者団体・支援団体のブース展示に参加しました。ブースには、各団体の資料や関連書籍を展示させていただき、2日間とも、100人を超える方々がブースにお立ちよりくださいました。私のところではこんな取り組みをしましたよ、きょうだいに焦点を当てた活動があることがうれしい、など、これまでにないぐらいたくさんの方々が声をかけてくださり、これからに向かっていく力をいただきました。閉会の際にごあいさつさせていただいた在宅医の方が、「おうちにお邪魔すると、(きょうだいさんが)いてくれるから」と何気なく仰ったのが印象的でした。「ここにいていいのかなって思ってた」と聞かせてくれることも多いきょうだいさんたちを、こんな風に思ってくれているお医者さんがいる。その現実をもっと伝えていけるように、その思いを広げていけるように、これからもみんなで努めていく所存です。

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2025.09.14

第34回日本外来小児科学会年次集会ブース展示参加のご報告

令和7年8月30日~31日に、香川県高松にて「第34回日本外来小児科学会年次集会」が開催され、患者家族の会・支援者の会のブース展示に参加しました。この年次集会には、こどもの医療関係者が多く参加されます。2日間で約40人位の方々が、ブースにお立ちよりくださり、きょうだいのことを気にかけてくださりました。ありがとうございます。日本きょうだい福祉協会は、きょうだいのことを気にかけてくれる医療関係者が増えてくれることを願って、これからもブース展示を続けていきたいと思います。 

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2025.06.30

第133回日本小児精神神経学会学術集会ブース展示参加のご報告

日本きょうだい福祉協会(本協会)は、第133回日本小児精神神経学会学術集会(2025年6月14日~15日、川崎市、エポックなかはら)でブース展示を行いました。このブースは学会の大会長、柴田光規先生(社会福祉法人 青い鳥 川崎西部地域医療センター 所長)からお声をかけていただき、学会の企画「こどもこころサロン(X(Twitter):@kodomosalon)」の中に設置させていただきました。本協会の共催団体(認定NPO法人ラ・ファミリエ、うぇるしぶ、きょうだい支援を広める会、北陸きょうだい会、リモートケアシステム、SODAの会、全国きょうだいの会、横浜きょうだい会、NPO法人しぶたね)の資料の展示や配布と、関連書籍(藤木和子さん「きょうだいの進路・結婚・親亡きあと: 50の疑問・不安に弁護士できょうだいの私が答えます(中央法規出版))など)の展示をさせていただきました。この学会は小児科医、精神科医、心理士、教員など多職種の会員からなる学会で、「地域、生活」へのまなざしに溢れた大会だったこともあり、多くの方がきょうだいさんに関心を持ってブースに立ち寄っていただくことができました。資料や「きょうだいの日飴」を持ち帰って下さる方だけでなく、長い時間きょうだいさんへの思いを語って下さる方がたくさんおられて、とても心強く思いました。併設する「こどもこころサロン」では、「子どもの権利とアドボカシー」をテーマとしたポスター展示、啓発のチラシ、書籍コーナーがあり、「子どものけんり なんでやねん!すごろく」の大会も行われていました。「きょうだい」と「子どもの権利」をセットで考えることの大切さも学ばせていただきました。さらに、二つスペシャルなことがありました。一つは、学会の懇親会の前に、たくさんの参加者にむけて、きょうだい福祉協会からきょうだいさんのことをお伝えする時間をいただけたこと、二つ目は6月14日に日本小児精神神経学会の紹介動画の撮影班が入っており、きょうだい支援に関わる私たちもインタビューを受けたことです! 大会長の柴田先生の愛が溢れていました。とっても貴重な機会をありがとうございました。●ブース出展2025年 6月14日(土)9:30~20:006月15日(日)9:00~17:00

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2025.03.13

2025年4月13日(日)に2回目の講演会・意見交換会を開催します

2023年のきょうだいの日(4月10日)の協会設立からもうすぐ2年がたちます。2回目の講演会・意見交換会を行います。今回は「十人十色のきょうだいたち Vol.2」として、太田信介さん、深谷守貞さんのお二人にお話を伺います。会場・オンラインともに受け付けていますので、ぜひこちらからお申し込みください。日時:2025年4月13日(日)第1部 10:00〜12:00第2部 13:00〜15:00場所:東京都障害福祉会館(最寄り駅:三田駅、田町駅)※どちらかのみの参加、途中入出も可能です。※オンライン参加の方には、締切後にzoomのURLをお送りします。締め切りは4月5日(土)です。たくさんのご参加、お待ちしています!ご案内ちらしのPDFはこちらです。

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2025.02.02

支援者カフェ入門編実施します

2025年3月8日午後7時から オンラインセミナー 支援者カフェ入門編を行います。これからきょうだい支援を始めたいと思う方、きょうだい支援に興味のある方、きょうだい支援の立ち上げから運営のヒントノウハウ盛りだくさんのオンラインセミナーです。参加お待ちしています。案内ちらしのPDFファイルはこちらです ⇒ 2025-03-08_オンライン支援者カフェ 

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2024.11.07

第42回日本小児心身医学会学術集会ブース展示参加のご報告

第42回日本小児心身医学会学術集会(2024年9月20日~22日、東京、国立オリンピック記念青少年総合センター)で2日間開いていた展示ブースでは、共催団体として、認定NPO法人ラ・ファミリエ、うぇるしぶ、きょうだい支援を広める会、北陸きょうだい会、リモートケアシステム、SODAの会、全国きょうだいの会、横浜きょうだい会、NPO法人しぶたねの資料の展示や配布と、関連書籍の展示をさせていただきました。多くの方が足を止めて本を開いたり、資料を持ち帰ったり、きょうだい支援の活動について質問してくださいました。貴重な機会をありがとうございました。●ブース出展9月20日(金)9:00~17:309月21日(土)9:00~15:00

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2024.11.07

きょうだいワークショップのご報告

第42回日本小児心身医学会学術集会(2024年9月20日~22日、東京、国立オリンピック記念青少年総合センター)にて、イブニングセミナー、きょうだいワークショップ、展示ブースの出展を行いました。2日目の「きょうだいワークショップ」では、前日に開催されたイブニングセミナー「病気や障がいのある子の「きょうだい」に私たちができること」の内容を踏まえる形で、各テーブル4~6名の8グループに分かれ、2回のグループワークを行いました。病気や障害のある子どものきょうだいからの仮想のお手紙のお返事を考える1本目のワークと、これまで出会ってきたきょうだいのことやイブニングセミナーの感想等をざっくばらんにグループでシェアする2本目のワークと、どちらも設定時間を超えても話が終わらないくらい、きょうだいへの溢れる想いを感じる時間になりました。●きょうだいワークショップ(後援:一般社団法人日本きょうだい福祉協会)きょうだいへの視点「きょうだい」の声を感じてみよう9月21日(土)16:10~17:20ファシリテーター:眞利 慎也(NPO法人しぶたね/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)荒川 明里(中川の郷療育センター 小児科/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)清田 悠代(NPO法人しぶたね/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)

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2024.11.07

セミナー開催のご報告

第42回日本小児心身医学会学術集会(2024年9月20日~22日、東京、国立オリンピック記念青少年総合センター)に参加し、イブニングセミナー、きょうだいワークショップ、展示ブースの出展を行いました。初日のイブニングセミナーには200名ほどの参加があり、会場は満員に。安心安全の空気の中で、協会メンバーからの発表に、うなずいたり、時折涙して聞いてくださる先生方の姿が印象的でした。最後の「私たちにできること」を語り合う時間も熱に溢れていて、「きょうだい」を思う輪が大きく広がったことを感じる夜でした。1年以上前から準備を重ね、小児心身医学会の中で「きょうだい」を取り上げようとご尽力くださった先生方、セミナーやワークショップ中も「きょうだい」の気持ちを尊重くださったみなさまに感謝申し上げます。●イブニングセミナー(後援:一般社団法人日本きょうだい福祉協会)病気や障がいのある子の「きょうだい」に私たちができること9月20日(金)17:30~19:10司会小林 穂高先生(名張市立病院 小児科)荒川 明里(中川の郷療育センター 小児科/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)私たちがすでに出会っている「きょうだい」に気づくことから小林 穂高先生(名張市立病院 小児科)病気や障害のある子どもの「きょうだい」が見ている世界清田 悠代(NPO法人しぶたね/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)私たちがきょうだいのアドボカシーになるために荒川 明里(中川の郷療育センター 小児科/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)私たちが自分の立場で「きょうだい」にできることファシリテーター眞利 慎也(NPO法人しぶたね/一般社団法人 日本きょうだい福祉協会)後 援 : 一般社団法人日本きょうだい福祉協会